どうなる、2016年パ・リーグ各球団の「4番打者」 スタイルの違いは?
オリックス、楽天の4番は新助っ人に?
対して、新外国人に大役を任せることになりそうなのがオリックス、楽天。オリックスはモレル選手、楽天はゴームズ選手となりそうだ。
モレル選手はここまで(3月1日現在)の実戦で6打数5安打3打点1本塁打と活躍。メジャー13発と大きな実績はないが、28歳と若く、その伸びしろにも期待できそうだ。
そして、大きな話題となったのがゴームズ選手の入団だろう。メジャー通算本塁打は「162」を数え、2013年にレッドソックスで、昨年はロイヤルズでワールドチャンピオンに輝くなど「優勝請負人」の呼び声も高い。2月22日に入団が発表され、チームに合流して間もないが、今季の楽天の4番はこの男に託されそうだ。
千葉ロッテは現在のところ流動的。ナバーロ選手の復帰まで、昨年18本塁打のデスパイネ選手が担うことになりそうだ。このところの対外試合で4番も務める井上晴哉選手も、その座を虎視眈々と狙う。
打線の核ともいえる4番打者。各チーム、優勝を狙う上でこの男達の働きぶりがカギを握ることになる。
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(記事提供:パ・リーグ インサイト)
「パ・リーグ インサイト」編集部●文