上原浩治、「もう体調、手首は大丈夫!!」 キャンプで初のフリー打撃に登板
初フリー打撃で計44球、「淡々と投げることができたってことが良かった」
レッドソックスの上原浩治投手が、昨年8月に追った右手首骨折からの復活に手応えを示している。
地元メディアによると、上原は3日(日本時間4日)にキャンプで初めてフリー打撃に登板。計44球を投げた。右腕は「バッティングピッチャー」のタイトルでブログを更新し、このことを報告している。
「日本で一度バッティングピッチャーをやっていたし、特別なにかって気持ちにはならないけど、淡々と投げることができたってことが良かったと思う」
しっかりとメニューをこなしたことに手応えを感じている様子で「テキサスにいた時のチームメイト、マーフィー相手とマイナーの選手…。まだこれからやね。いまは投げることが大事だし、コントロールやキレみたいなんは、これからこれから」と今後を見据え、綴っている。
昨年8月7日のタイガース戦で最後の打者の打球に咄嗟に反応し、ライナーが右手首を直撃。転がったボールをすぐに一塁へ送ってアウトとし、25セーブ目を挙げたが、その後の精密検査で「非分離型撓骨遠位端骨折」と診断された。本人はシーズン中の復帰を目指していたものの、ドクターストップがかかり断念。今年は復活を目指す。
「もう体調、手首は大丈夫!! また明日から頑張りますか…」
オフには順調に調整を進め、この日は右手首の状態にも自ら太鼓判を押した上原。パドレスからクレイグ・キンブレル投手が加入し、セットアッパーを任されるが、今季もマウンドで躍動する姿を見られそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count