「情けない気持ちあった」― 侍J菅野が台湾戦で好投、内に秘めた思いとは
ライバルの存在もモチベーションに、来年のWBCに「特別な思いがある」
代表チームでのプレーについて「自分のチームではローテの中心で回っているので、あまり感じなかった」と、ライバルへの意識を口にした。
「前田健太投手や大谷翔平など、自分より力のある投手が沢山いる」と個人名を出した後、「自分よりも上の投手がいると感じたので、オフはより高みを目指してやってきた」と、ライバルの存在が自らのモチベーションになっていることを明かした。
17年に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関しても「特別な思いがある。出たいと思う気持ちを誰よりも持って、今シーズンをいい形を終えて、そこを目指してやれたらいい」と、日の丸への思いを語った。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo