台湾2連戦で躍動した中日・平田、侍ジャパンで得た「収穫」とは

2試合連続で打点、「いい2日間でした」

 台湾に9-3で勝利し、2連勝した侍ジャパンで、平田良介(中日)は2試合とも打点を挙げる活躍を見せた。

「いい2日間でした」と、強化試合を振り返った平田は「国際大会の代表に選ばれて、いいところで打てた。収穫もあった」と話した。

 スタメンで出場した初戦は3回にチームを勢いづける2点タイムリー、途中出場の第2戦では、最終回に満塁の場面でだめ押しとなる走者一掃の三塁打を放ち、勝負強さを見せた。

「昨年はシーズンで得点圏打率が低かった。今回はチャンスの2打席で打点を挙げられたのは収穫です」と笑顔を見せた。

 小久保監督が「数少ない右の外野手」と期待される27歳は、「今シーズンはキャリアハイを記録して、また代表に選ばれたい」と、アピールも忘れなかった。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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