日本ハム斎藤佑、“消極的投球”改善 先発ローテ争いに踏みとどまる
早大先輩の投球も参考「勉強になった」
早大の先輩右腕の好投も目に焼き付けた。DeNA・須田が6回から2番手で登板。2学年上の右腕は、テンポの良い投球で2回無安打無失点に抑えた。
「低めに丁寧に突いていて、ボールにもキレがあった。身長は僕と同じくらい(斎藤176センチ、須田175センチ)。見ていて勉強になりました」
試合後に2軍合流することが決まった。あくまで先発として調整させるためで、今後は2軍戦で先発する予定。今後は大谷、メンドーサ、有原、吉川に次ぐ先発枠を争っていく。
「今は自分のことが出来ていない。(先発枠入りへは)そこをクリアしてからです。今日の投球を続けることが大事。次回も続けていけたら。真っすぐでファウルが取れて、フォークで空振りが取れる。そこが出来ると、ピッチングが出来てくる」
復活の2016年にすべく、斎藤が黙々と右腕を振っていく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count