田中将大、メジャー3年目の飛躍へ「体調面問題ない」
順調な仕上がり、米メディアに語る
ヤンキースの田中将大投手が米メディアにコンディション面に不安がないと語っている。ニュージャージー州最大の情報サイト「nj.com」が「マサヒロ・タナカのヤンキース3年目は、ベストシーズンとなるのだろうか?」との見出しで特集している。
田中は6日(日本時間7日)のフィリーズ戦で今季初のオープン戦登板に臨み、2回を2安打1四球2奪三振、無失点に抑えた。その際、ジョー・ジラルディ監督はコンディション面で問題がなければ、2年連続の開幕投手を任せることを示唆していた。
昨年10月に右肘骨棘障害除去手術を受けた田中はここまで順調な仕上がりを見せており、米メディアにも「体調面に関しては、まったく問題ありません」と語ったという。
また記事では、田中が昨季は痛みを抱えながら登板していたが、自身で対処できると考えコーチ陣に話をしていなかった様子をリポートしている。
今季OP戦初登板でスライダーやスプリットなどにも手応えをつかんだという田中。過去2シーズンではいずれも2桁勝利を挙げながらも規定投球回に届かなかった。今季はさらなる飛躍を遂げられるか。27歳の右腕には、エースとして名門を牽引していく活躍が期待されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count