これまで“軽視”も重要性高まる? イチローの「単打」に脚光

単打数はメジャー歴代7位、「歴代屈指の単打に秀でた打者」

 今季メジャー16年目を迎える42歳は史上30人目となるメジャー通算3000安打まで残り65本、またメジャー歴代最高の4256安打を誇るピート・ローズまであと43本に迫っている。

 記事ではそのイチローがここまで、1900年以降で歴代7位となる2390本の単打をマークしていることを紹介。過去にシーズン最多単打を9度記録し、日米通算3316本(NPB926本)の単打数はピート・ローズの3215本を101本も上回っているデータにも触れつつ、「歴代屈指の単打に秀でた打者」と評している。

「単打は決して本塁打ほど刺激的なものではないかもしれない。しかし、単打は勝利へつながる――。そしてチャンピンシップにさえも」。記事ではそんな言葉で締めくくられている。

 過去15シーズンで現役最多の498盗塁をマークしているイチローは単打に好走塁を絡めて数多くの好機を演出してきた。マリナーズ時代には米国内でイチローの単打に批判的な声が上がることもあったが、その価値に改めて脚光が当てられた格好だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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