【高校野球】実力伯仲、リベンジあるか もうすぐ開幕、選抜の1回戦注目カードは?

2日目に明徳義塾-龍谷大平安の名門対決、東邦のプロ注目右腕は3日目に登場

大会2日目(21日)
1、釜石(岩手)対 小豆島(香川)9時
2、明徳義塾(高知)対 龍谷大平安(京都)11時30分
3、八戸学院光星(青森)対 開星(島根)14時

 明徳義塾-龍谷大平安の名門校が初戦から激突する。明徳義塾の馬淵史郎監督は今選抜に出場する監督の中でもっとも出場回数が多い28度目。対する龍谷大平安の原田英彦監督は一昨年のセンバツ優勝監督。平安時代から同校が積み重ねてきた甲子園の勝利数は96勝と100勝目前となっている。経験豊富な指揮官同士がどのような野球をするか。龍谷大平安は1番・小川晃太朗外野手(3年)が俊足巧打の選手。橋本和樹内野手(3年)らの中軸にどうつないでいけるかがポイントだ。

 第1試合は21世紀枠対決で話題性は十分。小豆島は香川県を制している実力校。釜石は完投を重ねてきたエース右腕の岩間大(3年)がどこまで踏ん張れるか。第3試合の八戸学院光星はエース・桜井一樹(3年)が好投手。開星の4番・福間塁外野手(3年)ら力のあるクリーンアップがどう対応するかに注目。

大会3日目(22日)
1、明石商(兵庫)対 日南学園(宮崎)9時
2、東邦(愛知)対 関東一(東京)11時30分
3、札幌第一(北海道)対 木更津総合(千葉)14時

 第3試合で春初出場の札幌第一が関東王者の木更津総合に挑む。札幌第一は神宮大会にも出場し、準々決勝で優勝した高松商に敗れたが、チーム力は高い。1番・宮澤晃汰内野手(3年)、2番・辻陸人外野手(3年)がかきまわす。名門・横浜高校(神奈川)で監督、コーチ経験のある小倉清一郎氏を臨時コーチに招き、緻密な野球を注入された。どんな戦いを見せるだろうか。木更津総合のエース左腕・早川隆久投手(3年)は直球、変化球とも一級品。両校の駆け引きも気になるところだ。

 第2試合ではプロ注目の右腕・東邦の藤嶋健人(3年)が登場。関東一は安定した投手力で打者・藤嶋らを抑えにかかる。第1試合の初出場・明石商はエースの吉高壮(3年)、日南学園も160センチと小柄な森山弦暉投手(3年)の両エースの出来がキーポイント。好投手対決に注目が集まる。

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