岩隈久志、OP戦2試合目は3回を1安打4K 指揮官称賛「実にいいスプリット」
岩隈本人も手応え「速球にキレがあった」
今キャンプの調整はここまで万全で、指揮官は「プロだね。彼は今まさに良い地点にいる。健康そうだし、これからも投球回を増やしていくつもりだ」と全幅の信頼を寄せる。開幕に向けて順調にペースを上げていくことになりそうだ。
また、岩隈自身も地元メディアの取材に対し、通訳を介して「速球にキレがありました。手からの球の離れ方がとてもよかった。前回のように制球できました。今日は少し強く投げられたように感じましたし、全体的に良かったと思います」と話したという。
記事では、「イワクマは登板中を通してカウント有利に進めていたが、ただ一つの四球を引き合いに、まだ調整が必要な証だと述べた」と紹介。ただ、本人は「現状に満足しています」と現段階での出来としては手応えを感じている様子で、「3イニングをゼロに抑える計画で、それはできました」と明かしている。
今季も、エースのフェリックス・ヘルナンデスと「2枚看板」の形成が期待される岩隈。マリナーズ躍進の鍵を握る男は、快調にキャンプを過ごしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count