燕ドラ1原に“プロの洗礼”!? 剛腕バンデンハーク相手にバントできず…
3球目のスライダーには腰が引け…、投球では3回まで強力打線をゼロ封
ヤクルトのドラフト1位・原樹理投手(東洋大)が12日、思わぬ形で“プロの洗礼”を浴びた。
ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)に先発。この日は指名打者を使わずに9番に入った右腕。2回1死二塁の第1打席だった。ベンチからの指示は送りバント。バンデンハークの初球141キロの直球を空振りすると、2球目の143キロ直球はファウル。3球目の外角へ決めるスライダーに腰が引けた状態で空振りした。スリーバント失敗となった。
オープン戦のテスト段階とは言え、相手が球界屈指の剛腕だったこともハードラックだった。先発ローテの一角と期待されるドラフト1位右腕。シーズン中は自身を助けるバントを決めたいところだ。
肝心の投球では、日本一連覇の強力打線を3回まで1安打無失点に抑えている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count