田中将大、OP戦2試合も3回1安打3Kの好投 地元メディアは「スターの輝き」
2年連続開幕投手へ順調、女房役は「彼についていくだけ」
ヤンキースの田中将大投手が11日(日本時間12日)のオリオールズ戦でオープン戦2度目の先発を果たし、3回1安打3奪三振1死球の好投で地元メディアから絶賛されている。オープン戦初勝利を手にした日本人右腕について、地元テレビ局「YESネットワーク」は「スターの輝き」と特集した。
「ヤンキースの攻撃陣がスタインブレナー・フィールドでのオリールズ戦の7-1勝利で息を吹き返したが、マサヒロ・タナカのスプリングトレーニング2度目の力強い先発が最大の見出しだろう」
特集では、日本人右腕がこの日の主役だったと伝えている。3回を打者11人で打ち取り、3奪三振。金賢洙に許した唯一の安打は、当初は二塁手カストロのエラーと発表されたもので、安定感を見せた。
MLB公式サイトも田中の充実ぶりについて「タナカは肘の問題が過去の話と証明する」と特集。田中はヤンキース1年目の2014年に右肘靭帯部分断裂で長期離脱を余儀なくされ、昨年10月には右肘の骨棘除去手術を受けていた。
記事によると、女房役のブライアン・マッキャン捕手は「彼のボールがすごく伸びてきている」と絶賛。4月4日(同5日)のアストロズ戦で2年連続の開幕投手を務めることが見込まれているが、「彼は調整に関して完璧に進めている。彼についていくだけだ。素晴らしいボールを投げているし、動きも最高だ。何の問題もない。すごく調子が良さそうだ」と話したという。
オープン戦2試合で無失点。田中は2年連続の大役に向けて、完璧な調整を進めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count