巨人、今年も深刻貧打 OP戦4度目完封負け、最近5戦3得点、44回適時打なし
2試合連続完封負けで引き分け挟み5連敗、由伸巨人も貧打に苦しめられる?
巨人は12日のロッテ戦(QVCマリン)でオープン戦2試合連続4度目の完封負け。1引き分けを挟み、5連敗となった。
貧打が深刻だ。初回2死から3番・坂本が中前打を放つも二盗失敗。3回は先頭・岡本の左越え二塁打、小林の右前打などで1死満塁としたが、期待の新人・重信が二ゴロ併殺打に倒れた。
4回からは5イニング連続で3人で攻撃を終えた。開幕投手として期待されるエース・菅野が5回2/3で6安打3失点。最速150キロの直球を連発させるなどボールに力があったが、打線は最近5試合で3得点。9日のソフトバンク戦の7回にギャレット、クルーズの連続ホームランはあったが、6日の阪神戦(甲子園)の2回から44イニング連続タイムリーなしとなった。
この日から指名打者制を使わず、9番スタメンは投手の菅野。本番モードで臨んだものの、昨季V逸の最大要因だった貧打は変わらず、わずか3安打で0-5敗戦。オープン戦は一時5連勝もあったが、この日の敗戦で6勝6敗1分け。新生・由伸巨人も貧打に苦しめられるか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count