阪神メッセ圧巻、5回1失点 開幕投手へ「監督から『任せた』と言われてる」

日ハム戦で中田のソロによる1安打のみに抑え自画自賛

 開幕投手を務める阪神のランディ・メッセンジャーが、オープン戦2度目の登板で圧巻の投球を見せた。日本ハム戦(甲子園)で先発マウンドに立つと、5回1安打1失点と好投。唯一、許した安打は2回の先頭・中田に浴びた左翼ソロのみだった。

 登板後は「ヒット1本という意味ではよかった。得点にはつながったが、1安打に抑えられた」と自画自賛。予定された5イニングを71球でまとめ2四球、6奪三振と文句の付けようがない投球だった。

 実績、実力十分の右腕だが、この日は課題を持ってマウンドに上がっていた。「今日はカットボール、スライダーを多めに投げようとして、フォームを修正したかった」。140キロ後半のキレのある直球に加え、動くボールで“打ち取る投球”に徹した。

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