上原浩治、今季初実戦で1回2K 指揮官は「素晴らしいスプリットの動き」
昨年の右手首骨折後初の実戦登板、1失点もファレル監督は称賛
レッドソックスの上原浩治投手が、12日(日本時間13日)のオープン戦マーリンズ戦で、昨年8月7日のタイガース戦で右手首を骨折してから初の実戦登板を果たした。
セットアッパーとして臨む今季の初実戦では、6回から5番手で登場。1イニングを投げ、3安打2奪三振で1失点を喫したが、ジョン・ファレル監督は「素晴らしいスプリットの動き」と復活のマウンドを称賛している。地元紙ボストン・グローブが「コウジ・ウエハラの復活で、レッドソックスのブルペンが具現化へ」とのタイトルで特集した。
また、田沢純一投手は7回に6番手で登板。1イニングを投げ、1安打無失点という好投した。試合は11対8でマーリンズが勝利している。
骨折から復活のマウンドを踏みしめた上原は、今季から新しい役割を担う。チームはオフにパドレスから新守護神クレイグ・キンブレルをトレードで獲得。田沢と新加入のカールソン・スミスが6、7回に登場し、フェンウェイ・パークを沸かせてきた「コウジ・タイム」は8回に迎えることになる。