【高校野球】敦賀気比、史上3校目の春連覇なるか 昨春選抜Vメンバーが見るカギとは

20日開幕の春の甲子園、注目される「春連覇」

 福井に初の優勝旗を届けた高校野球100年目の春。あれから1年。史上3校目の春連覇を目指し、敦賀気比(福井)が第88回の春の選抜を戦いに甲子園にやってきた。

 15日には甲子園練習を行い、士気を高めた。昨春は準決勝の大阪桐蔭戦で松本哲幣外野手が春夏通じて初の2打席連続満塁本塁打。日本ハムに入団した平沼翔太も投打に渡る活躍を見せた。

 投打の歯車がかみ合っての優勝。重圧と期待が入り交じる中、昨年の優勝メンバーである林中勇輝主将らは連覇に向けて新たな戦いに挑んでいく。

 前回覇者は大トリだ。大会6日目の第1試合で青森山田と対戦する。昨秋の明治神宮大会の準決勝でも対戦し、破っている相手。周囲はどうしても「連覇」というキーワードに注目する。だが、林中主将は何度も何度も自分に言い聞かせるように言った。

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