開幕スタメンへ前進 阪神ドラ1高山が凱旋試合で初猛打賞、指揮官も評価

地元・千葉で大活躍も慢心なし

 地元・千葉で成長した姿を見せたのは阪神のドラフト1位・高山俊だ。

 16日のロッテ戦(QVC)で「6番・左翼」で先発出場するとプロ入り初となる猛打賞をマーク。3打数3安打1打点と大爆発した。凱旋試合でこれ以上のない活躍を見せ「ずっと千葉で育ったんで、そういう意味では良かったです」と笑顔を見せた。

 第1打席から球場を沸かせた。

 2回1死二塁。ロッテ先発・古谷のスライダーに体勢を崩されながらも一塁線を破る先制のタイムリー二塁打。さらに4回。2死走者なしからは138キロの直球を左前へ運ぶ。

 そして6回1死一塁の第3打席では右前打。広角に打ち分ける巧みなバットコントロールを見せたが、「初めての3本。良かったですけど1打席目で難しいボールに手を出してしまった」と慢心することなく、課題を口にした。

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