米メディアが岩隈久志の重要性特集 同僚も全幅の信頼「リーグ最高の一人」
岩隈久志はマリナーズに欠かせない存在、米メディアが特集
オフに一時的にドジャース入りが決まりかけたが、急転、マリナーズ残留となった岩隈久志。その存在がチームにとっていかに重要かについて、米メディアが特集を組んだ。ESPNシアトルが「ヒサシ・イワクマはマリナーズのローテーションやクラブハウスで重要な存在に」との見出しで伝えている。
2012年に楽天からマリナーズに加入した右腕はこの4シーズン、負傷もありながら、通算47勝25敗、防御率3.17と安定した成績を残してきた。2013年のサイ・ヤング賞投票では3位に入るなど周囲の評価も着実に上昇。その活躍から、地元メディアではたびたび「岩隈は過小評価されている」との論調の記事も掲載されてきた。
今回の特集でも「輝かしい数字にも関わらず、過去3年のア・リーグ投手で四球率2位・WAR12位にも関わらず、多くの場合、岩隈は(エース右腕のフェリックス・)ヘルナンデスの背後で見落とされている」と言及。チームメイトが岩隈を高く評価している様子を紹介している。
記事によると、2014年の本塁打王で翌2015年にマリナーズに加入したネルソン・クルーズは移籍前まで岩隈に21打席で4安打5奪三振と抑えられていたという。