青木宣親、古巣と初対戦で5戦連続安打 動く速球を「“そのへん”で振った」
昨年所属のジャイアンツと初対戦、サマージャから中前打に「よかったと思う」
マリナーズの青木宣親外野手は16日(日本時間17日)、古巣ジャイアンツとのオープン戦に「1番・左翼」で出場し、5試合連続安打をマークした。相手先発サマージャから3回の第2打席で中前打を放ち、3打数1安打1得点。パワーピッチャーからの一打に「よかったと思う」と納得の表情だった。試合はマリナーズが9-6で勝利した。
初回は空振り三振に倒れた青木だったが、2打席目にきっちりと結果を出した。9番を打つマーティンが3ランを放ち、3-5と2点差になって迎えた場面。2ボール1ストライクから、92マイル(約148キロ)の速球を中前に弾き返した。
MLB公式サイトの速報では球種はカットボールと表示されたが、本人は「いや、シンカーだと思うんだけどな。どっちかな。分からない。“そのへん”で振ったから。タイミングは合ってたけど」と苦笑い。ただ、動くボールをしっかりと打ち返したことは確か。「ああいうパワーピッチャーにも振り負けずにしっかり捉えたし、よかったと思います」。その後、サルディナスの2ランで生還。この回、マリナーズは6点を奪って逆転に成功した。