岩隈久志、次回22日は前田健太と投げ合いに 「投げるよりも見たいけど…」

次回登板で親交の深い“後輩”と対戦へ、「楽しみですね」

 マリナーズの岩隈久志投手は16日(日本時間17日)、ジャイアンツ戦で2回2/3を投げて7安打2四球5失点だった。オープン戦3度目のマウンドで初失点を喫し、集中打も許したが、「まだオープン戦なので、色々と失敗できるので、次回に向けてまた調整してやっていけたら」と前向き。次回登板は21日(同22日)のドジャース戦となる予定で、親交の深い前田健太投手と投げ合う可能性が高い。

 広島からメジャー移籍に踏み切った右腕とは代理人が同じで、仲がいい。2月には、自主トレ先のロサンゼルスからキャンプ地のアリゾナまで一緒に車で移動したことも、自身のブログで明かしていた。

“後輩”と投げ合うことになると伝え聞いた岩隈は、「楽しみですね」と笑顔。一方で、「(前田の投球を)見たいですけどね、どっちかというと。投げるよりも」と本音も。前田の投球が楽しみというだけでなく、メジャー1年目の現時点でどこまで適応できているのか、確認したいという思いもあるのかもしれない。

 同じように制球力を武器としたスタイルで、前田も岩隈と同じようにメジャーで成功をおさめることが期待されている。オープン戦とはいえ、日本でも注目が集まる一戦となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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