イ軍3A村田透が初対外試合で1回を3者凡退 「結果を残して、その時を待つ」
13球で3者凡退の好投、「ステップアップはできました」
インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手が18日(日本時間19日)、ドジャース傘下3Aオクラホマシティ戦で今季初めて対外試合に登板し、1回を3者凡退に抑える好投を見せた。2010年に巨人を退団後に渡米し、昨年7月28日のオリオールズ戦でメジャーデビューを果たした苦労人は、今季も昇格を目指して地道に調整を続けている。
15日(同16日)に紅白戦で実戦初登板を果たしていた右腕は、7回から登板。先頭打者をカウント2-2から右飛に仕留めると、続く打者も2-2としてから遊ゴロで2アウト。最後は1-1から右飛に打ち取り、13球でマウンドを降りた。
「紅白戦で投げた時よりは良くなったので、ステップアップはできましたけど、まだまだ全然しっくり来てない部分もあります。でも、楽しんで自分の真っ直ぐを放りたいというテーマだったんで、それはできたのでよかったと思います」
登板後は笑顔でこう振り返った。「重くても僕の球じゃやっぱり打たれるんで、それよりも低めを意識して投げました」。直球で押し込む場面もあったが、しっかりと低めに集めたことに満足感を漂わせた。