イチローは「医学的見地からも驚異的」と米紙 元同僚も驚嘆「信じられない」

イチローの3000安打到達確率は97%!? NY地元紙が特集、ヤ軍元同僚も驚嘆

 メジャー3000安打が目前に迫るマーリンズのイチロー外野手について、元チームメイトが驚嘆の声を漏らしている。ニューヨークの地元紙「ニューズデイ」電子版が「3000安打に迫るイチロー」との見出しで特集記事を掲載している。

 メジャー16年目を迎える42歳のベテラン外野手は現在2935安打で3000安打の金字塔まで残り65本としている。日米通算では最多安打を誇るピート・ローズの4256安打にもあと43本。渡米後、10年連続で200安打を放つなど驚異的なペースで安打を積み上げてきたイチローはメジャーの現役選手でもヤンキースのアレックス・ロドリゲス(3070本)に次ぐ2位に位置しており、3000安打に到達すれば、史上30人目の快挙となる。

 今回の特集ではそんなイチローについて「彼は球界において稀有な存在となるだろう。27歳のシーズンまでアメリカでプレーをしなかった安打製造機は、MLB通算3000安打まであと65本に迫っている」と紹介。ヤンキース時代にチームメイトだったカルロス・ベルトラン外野手に取材を行い、選手の視点からその偉業を掘り下げている。

 1998年のメジャーデビュー以降、通算2454安打、392本塁打を誇るベルトラン。記事によると、そんな強打者もイチローの徹底した体調管理に驚嘆し、「ある時、彼にたずねたんだ。『MLBでプレーし始めてから、どれだけ体重が増えた?』とね。彼は『1ポンド(約453.59グラム)だ』と言ったんだ。1ポンドだよ? 信じられない。彼はユニークなアスリートだよ」と語っているという。

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