【高校野球】初出場の滋賀学園が春夏通じて初勝利 桐生第一は終盤粘るも力尽きる

6回までに9点を奪う猛攻

 第88回選抜高校野球大会が20日開幕。第3試合は選抜初出場の滋賀学園(滋賀)が桐生第一(群馬)を9-5で下した。滋賀学園は春夏通じて初勝利となった。

 滋賀学園は初回、無死一、二塁の場面で8番・小浜がライトへ先制タイムリーを放つと、1死一、三塁で1番・徳留の二ゴロの間に追加点。さらに2番・井川のライト前適時打でこの回3点を奪う。

 4回には1死二、三塁で井川が2打席連続の適時打。3番・後藤もレフト前にタイムリーを放つと、桐生第一先発の内池はここで降板。2番手の青木に対し、1死満塁とすると、5番・松岡の打球を一塁がエラーし、さらに2点を加点。リードを7点に広げた。

 6回にも7番・西村の2点三塁打が飛び出し、圧勝ムード。しかし、6回まで無得点に封じられていた桐生第一も終盤に意地を見せる。7回に4安打で3点を奪うと、8回にも2得点。しかし4点差まで迫りながら、ここで力尽きた。

 滋賀学園の先発・神村は9回を投げ切り、11安打10奪三振5失点でリードを死守した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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