阪神首位、ホークス和田・防御率0.00、巨人ドラ1桜井好投…21日のOP戦

ヤクルト館山好投&雄平3ラン

 プロ野球のオープン戦は21日、各地で6試合が行われた。この日でOP戦は終了。25日にいよいよシーズンが開幕する。

◇日本ハム 1-6 ヤクルト(札幌ドーム)

 ヤクルトは先発の館山が5回3安打無失点と好投。打ってはバレンティン、畠山不在で4番に座る雄平が3回にOP戦2号3ランを放った。坂口も先制2点三塁打を含む2安打、山田も猛打賞の活躍。日本ハムは先発の高梨が3回途中を5安打4失点と不安を残した。

◇巨人 1-0 西武(東京ドーム)

 巨人はドラフト1位ルーキー桜井が本拠地初登板で5回2安打無失点。その後、戸根、山口、マシソン、澤村と無失点で抑えた。8回1死満塁では同2位ルーキー重信が犠飛を放ち、これが決勝点に。西武の先発・岸も5回1安打無失点の好投を見せた。

◇DeNA 8-1 楽天(横浜)

 DeNAは初回にロペスがOP戦2号2ランで先制するなど効果的に点を奪って快勝。7回には白崎もOP戦2号2ランを放った。投げては先発のモスコーソが6回7安打無失点と好投。楽天先発の釜田も初回に2ランを被弾しながら5回まで2失点に抑える力投を見せたが、救援陣が崩れた。

◇中日 1-4 ロッテ(ナゴヤドーム)

 ロッテは先発した3年目の二木が粘りの投球。3回まで毎回ランナーを背負ったが1失点に封じると、4、5、6回と零封。救援陣も点を与えなかった。打線も7回に5本のヒットで4点を奪い、逆転勝ち。岡田と田村が猛打賞の活躍。中日は吉見が5回途中を4安打無失点に。ドラフト1位ルーキー小笠原も4番手で登板し1回を無失点に抑えた。

◇オリックス 2-2 阪神(京セラドーム大阪)

 阪神は先発の岩貞が5回を5安打7奪三振1失点と好投。OP戦を通じてアピールしたドラフト1位ルーキー高山は1安打、3年目の横田は2安打を放った。また梅野が3回にOP戦チーム1号となる先制ソロ。オリックスは先発の西が6回を6安打2失点。ドラフト1位・吉田正が2安打をマークした。阪神は7勝3敗5分けでOP戦を首位で終えた。

◇広島 0-2 ソフトバンク(マツダスタジアム)

 ソフトバンクは先発の和田が6回5安打無失点に封じると、五十嵐、サファテ、柳瀬と完封リレー。和田はOP戦全3試合15イニングで点を許さず、防御率0.00で終えた。広島先発・福井も6回1安打無失点の好投を見せた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY