楽天オコエ、オリ吉田正、ハム横尾…開幕から活躍期待のルーキーは?【パ編】
オコエは球団初となる高卒新人野手の開幕1軍へ
プロ野球のオープン戦は21日、全日程を終えた。
パ・リーグの新人選手で開幕から活躍が期待されるのが、楽天・オコエ瑠偉外野手だ。オープン戦では23打数4安打の打率1割7分4厘も、4打点をマーク。阪神の主戦投手・藤浪、西武の開幕投手・菊池らエース級投手からも安打を放つなど勝負強さを見せ、守備では快足を生かした広い守備範囲も魅力大。21日のDeNA戦(横浜スタジアム)後に、梨田監督が開幕1軍入りを明言した。高卒新人野手の開幕1軍は球団初の快挙だ。
楽天では16日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で2打席連続アーチを放ったドラフト3位・茂木栄五郎内野手も開幕1軍入りへ。早大では二塁、三塁だったが、出場機会を増やすため遊撃手に挑戦。レギュラーの座をつかめるか注目だ。
ドラフト1位ではオリックス・吉田正尚外野手が開幕1軍入り。青山学院大では大学日本代表の4番を張った身長173センチの大砲。20日の阪神戦(京セラドーム大阪)では藤川球児の直球を完璧に捉え、5階席の看板に当てる豪快な“プロ1号”をマークした。21日に福良監督が開幕1軍入りを明言。左ふくらはぎ、右脇腹と故障続きでオープン戦は3試合出場にとどまったが、開幕スタメンの可能性も高そうだ。
昨秋のドラフト会議で即戦力中心の指名となった日本ハムは、ドラフト6位・横尾俊建内野手に期待大。守備位置の本職・三塁、一塁、二塁にはレアード、中田、田中賢と絶対的なレギュラーがいるが、日大三、慶大で大砲として鳴らしたフルスイングは新人離れしている。
パ・リーグで開幕から1軍で活躍が期待される新人選手は以下の通り。