Aロッドが2017年シーズン後に現役引退の意向 「父親になる時間が来た」
数々の大記録を打ち立てたメジャー史に残る”ヒール”、「再来年プレーしないだろう」
ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、チームとの契約が満了となる2017年シーズン後に現役引退する意向を表明したと米メディアが報じた。ESPNが「アレックス・ロドリゲスが2017シーズン終了後に引退すると語る」との見出しで伝えている。
「私は再来年プレーしないだろう。自分の時間を本当に楽しんだ。家に帰って父親になる時間が来たんだ」
記事によると、Aロッドはこう語ったという。10年総額2億7500万ドル(約301億円)という大型契約は来季終了時に満了となる。17年シーズンが自身のラストシーズンと心に決めていると語ったのは初めてとも報じられている。
スーパースターは“お騒がせ”のキャリアを送ってきた。メジャー通算3070安打(歴代21位)、2055打点(同4位)、687本塁打(同4位)を記録。「野球の神様」ベーブ・ルースのメジャー通算本塁打記録(714本)を抜くまで残り28本としている。メジャー歴代トップのバリー・ボンズ本塁打記録(762本)を更新するまでは76本。様々な大記録を打ち立てながら、2014年シーズンは薬物規定違反で1年間の出場停止処分をリーグから受けていた。