田中将大がブルペン入り 打席で球筋を見た同僚は復調確信「本当に堅実」
田中はナショナルズ戦で乱調も、エルズベリーは「個人的には問題ないように見えた」
田中はこの日、ナショナルズ戦でホームランを浴びるなどラリー・ロスチャイルド投手コーチから問題と指摘されたスライダーも6球投げた。その球筋を見たエルズベリーは、復調に太鼓判を押している。
「僕は彼のナショナルズ戦での先発試合を見ることができなかった。でも、今日は良かった。ここ数日で久しぶりに彼のピッチングを見たけど、彼は堅実そのもの。彼が自分自身についてどう表現していたかはわからないけど、個人的には問題ないように見えた」
ブルペンでの投球を終えると、ロスチャイルド投手コーチらとともに、意見交換を行うシーンも。エルズベリーは「まずは『ブルペンで打席に立たせてくれてありがとう』と感謝の気持ちを伝えた。嫌がるピッチャーもいるんだよ。打席に立たせてくれて、ボールを見せてくれてありがとうと。そして、いいボールだったよ、と伝えておいた」と振り返った。
通訳を通じて感謝と激励を済ませたという心優しいリードオフマンは、エースの復調を確信している様子だった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count