日本ハム栗山監督、藤岡に謝罪&エール 「何もしてやれなかった」
「惜しいですけど、藤岡のために」
栗山監督「今年はすごく状態が良くなっていた。いろんな考え方がありますけど、球団が考え方にプラスして、藤岡のためにはどっちがいいかを考えた。やっぱり野球選手はたくさん投げられるところで投げた方がいい。惜しいですけど、藤岡のために」
ブルペン陣の台所は苦しい。昨季まで8年連続50試合登板している左腕・宮西や通算167セーブの武田久が2軍調整中。新外国人のマーティンは未知数で、昨季50試合登板の白村は調整遅れで2軍スタート。開幕を開幕直前にインフルエンザB型を発症した谷元もこの日復帰したばかりだ。
藤岡は14年9試合登板、15年6試合登板にとどまったが、チームのブルペン陣が手薄なのは明らか。栗山監督の思いを受けた通算271試合登板を誇る中継ぎ右腕は、新天地で輝きを取り戻すことが出来るか。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count