OP戦1号のカブス川崎宗則を同僚が“無視”!? その時ベンチに何が…

メジャーで定番の「サイレント・トリートメント」とは

 ベンチに戻った殊勲のムードメーカーに近寄る同僚は少ない。選手は無視を決め込んだ。笑いを必死にかみ殺すスタッフの姿に解説者は「これはサイレント・トリートメントですね。ダグアウトはリアクションを遅らせています」と説明した。

「サイレント・トリートメント」はメジャーでチームメイトを祝福する際の定番の方法の一つ。2012年5月6日には、エンゼルス移籍後の強打者アルバート・プホルスが移籍後初本塁打を放った直後、ダグアウトは空になり、同選手が仲間を探しにベンチ裏にダッシュするという伝説的な一幕もあった。

 カブスのマドン監督は地元メディアに重要な戦力であることを強調し、「カワサキが昇格を実現した際には、シカゴで最も人気のある選手の1人になるだろう」と語っていた。カブスで1号を放った際に愛ある洗礼を受けた川崎は、存在感を一層高めている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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