今季注目の新星13人に“韓国50発男” スカウト評「球速アップに対応可能」
OP戦で満弾含む打率.269、3本塁打、13打点、指名打者で選出
今季ツインズに加入した“韓国50発男”朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手が今季注目の新星13人に選出されている。米スポーツ専門サイト「スポーツ・オン・アース」が特集を組み、今シーズン注目の選手を伝えている。
特集では今季ポジション別にブレークが期待される選手を選出。先発3投手と救援投手、指名打者を含めて13選手がリストアップされた。アジア勢からは唯一、朴が選出されており、「指名打者」のカテゴリーで取り上げられている。
寸評では「これまでの韓国でのプレーやスプリングトレーニングを見たスカウトたちは、彼がMLBで体感することになる球速アップに対応できると信じている。朴が昨季の姜正浩(パイレーツ)のようにスムーズに順応することができるかどうかは何ともいえないが、彼は十分な自信に満ちている」と、新天地でも上々の評価を得ている様子を伝えている。
韓国球界で昨季まで2年連続50本塁打以上をマークした29歳は今季、韓国のネクセン・ヒーローズからポスティング・システムを経てツインズに加入。オープン戦ではグランドスラムもマークし、モリター監督から「彼は人々から期待を集める存在になっているよ。私自身も含めてね」と高い評価を受けていた。ここまでオープン戦18試合に出場し、52打数14安打、打率.269、3本塁打、13打点の成績を収めている。
他の注目選手は以下の通りとなっている。
○捕手 ブレイク・スワイハート(レッドソックス)
○一塁 AJ・リード(アストロズ)
○二塁 ジョナサン・スコープ(オリオールズ)
○遊撃 ケーテル・マルテ(マリナーズ)
○三塁 ジェイク・ラム(ダイヤモンドバックス)
○左翼 マイケル・テイラー(ナショナルズ)
○中堅 アーロン・ヒックス(ヤンキース)
○右翼 ドミンゴ・サンタナ(ブリュワーズ)
○先発 コーディー・アンダーソン(インディアンス)
○先発 ライセル・イグレシアス(レッズ)
○先発 アダム・コンリー(マーリンズ)
○抑え ハンター・ストリックランド(ジャイアンツ)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count