イチロー、MLB史上7人目の快挙へ　「3000安打＆500盗塁」達成へ高まる期待

3000安打達成には260打席必要？　「実現不可能な数字ではない」

　マーリンズでは、ジャンカルロ・スタントン、マルセル・オズナ・クリスチャン・イエリッチという3人の若手選手が外野のレギュラーを務める。昨季は同じ4番手の立場で438打席に立ったイチローだが、記事では「出場機会を得ることができたのはスタントンの故障があったためだ」として、今季についても「3000安打達成を目指す上では決して理想的な状況とは言えないだろう」と指摘する。

　40歳を超えても、日々のたゆまぬ努力で故障とは無縁の選手生活を送るイチロー。昨季もコンディションを維持し続け、鉄人ぶりを見せたが、打率2割2分9厘、91安打と自己ワーストの成績に終わった。特集では、イチローが今季、打率2割5分をマークするとして、3000安打を達成するためには260打席は必要だと分析。「実現不可能な数字ではない」としつつ、これには“条件”が必要になると見ている。

「チャンスは外野のレギュラー陣の1人が故障で欠場した際となる。それも野球の一部だ。またマーリンズはオズナのトレードをここ数か月模索しており、その進展も出場機会増への要素となるだろう」

　打席数を確保し、金字塔に到達することは出来るだろうか。