広島新井、4安打4打点の大暴れ 2000安打へ残り14本「いいスイングできた」
6回には1号3ラン「「ホームラン打ちたい気持ちはある」
5日にマツダスタジアムで行われたヤクルト戦で、広島の新井貴浩が4安打4打点の活躍でチームの勝利に貢献。自身も2000本安打にあと14本とした。
「ヤクルトは打線がいいから、何点あってもいいですからね」
會澤のグランドスラムに続く安打の後、6回には今季1号となる3ランを放ち、さらに7回にはタイムリーも放った新井は、落ち着いた表情で試合を振り返った。
「ホームランを打ちたいという気持ちはある」と話したように、今季はキャンプから一発への意欲を見せていた。4回まで無安打に抑えられた成瀬に対して「いいスイングができた。自分のスイングができた」と満足そうな表情だった。
「アツがナイスバッティングだった」と殊勲打を放った會澤を称賛することも忘れず、最後には「勝ったのが一番です。また明日、ですね」と、気持ちを切り替えていた。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo