足首捻りヒヤリも…日ハム栗山監督、大谷の積極走塁を評価「気持ちが大事」
「いつも、こっちは『前に出なさい』と選手に言っている」
「普通に考えたら、2死二塁と三塁は一緒と思うかもしれないけど、やはり1点でも多く(取りやすい方がいい)。それにオレは翔平の足なら全然セーフだったと思う。若いチームで『なんとか1点でも取ろう』と必死になる思いが大事。だから、最後(9回2死満塁)は3点差あったけど、目いっぱい打線がつないでいったし」
栗山監督は以前から積極的な走塁でアウトになっても決して責めることなく、むしろ各選手の「姿」を評価している。これはシーズン143試合を見据えた上でのことだ。
「いつも、こっちは『前に出なさい』と選手に言っている。いつか、ああいうのが形になる時が来る。長いシーズンを考えた時に必ず」
チームは5、6日の西武戦で先発陣が崩れ2連敗。それでも、大谷の積極果敢な姿がチーム浮上の起爆剤となるはずだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count