カブス主力負傷で痛手も…川崎にメジャー昇格の可能性、米メディア報じる

「カワサキに昇格のドアが開く可能性」?

 昨季メジャーデビューした強打者は69試合出場で打率.246、16本塁打、43打点をマーク。捕手と外野手をこなす23歳が離脱した場合、レフトのレギュラーにはホルヘ・ソレル外野手が最有力とレポートされている。また、ジョー・マドン監督は「トミー・ラステラもインパクトを残せる。攻撃面でも守備面でも違う方策もある。クリス・ブライアントが外野にシフトすることもある」と語ったという。

 さらにシュワーバーが故障者リスト(DL)入りした場合、川崎がロースター入りする可能性も報じられている。DLから復帰間近と見られていたハビアー・バエズ内野手も昇格候補だが、痛めている患部に死球を受けたことで復帰が遅れているという。記事ではラステラやブライアントという内野手を外野にシフトすることで、内野の枠に空きができる可能性に言及し、「ムネノリ・カワサキを3Aアイオワから昇格させるためのドアが開く可能性がある」とレポート。「カワサキよりもスプリングトレーニングで活躍した選手でマイナーに送られた選手はいない」とも伝えている。

 オープン戦でチーム最高打率を記録しながら一時契約解除となり、マイナー契約を結び直した川崎。マドン監督も「シカゴで人気者になる」と予言したムードメーカーはこのタイミングでメジャー昇格をつかめるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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