広島が阪神に逆転勝利 丸が延長10回に決勝打「何とか粘れて良かった」
黒田が打球直撃で緊急降板のアクシデントも逆転勝利
広島が9日の阪神戦(甲子園)で6-2で延長戦を制した。
2-2で迎えた延長10回、丸が1死一塁から決勝の適時二塁打を放った。続くルナは左越え適時二塁打を放つと、同1死満塁からは鈴木が押し出し四球。さらに、代打・天谷も左犠飛を放ち、この回に一挙4点を奪った。
決勝打の丸は「打った瞬間に手応えはありました。黒田さんもそうですけど、昨日も嫌な負け方だった。何とか粘れて良かったです。今日の粘りが明日につながる。監督が熱いモノを持っていると感じる。熱いモノを持っていきたいです」と声を弾ませた。
先発の黒田が江越に先制2ランを浴びた直後に、ゴメスの打球を右足首に受けて4回2失点で緊急降板。打線も阪神先発・岩貞に7回まで無得点と苦しい展開が続いたが、8回に丸の二ゴロの間に1点。2死二塁からルナが同点打を放っていた。
会心の逆転勝ちで貯金1。かつてのチームメートだった阪神・金本監督に競り勝ち、ベンチの緒方監督は納得の表情を浮かべていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count