”野戦病院”と化す日本ハム 今度は杉谷が負傷
10日の楽天戦で右手首を負傷した杉谷
日本ハムが野戦病院と化している。
球界屈指のムードメーカー・杉谷拳士内野手が10日の楽天戦(コボスタ宮城)の4回先頭で右手首の痛みを覚え、6回先頭の打席で途中交代。仙台市内の病院で検査を受け、「右手首尺側TFCC(軟骨)の軽度の炎症」と診断された。今後は痛みを確認しながら練習を再開する見込みだという。
チームはソフトバンク撃破、4年ぶりのV奪回に燃えているが、故障者が後を絶たない。9日の楽天戦(コボスタ宮城)では陽岱鋼外野手が5回の走塁中に左足首を痛めて途中交代。「左足関節捻挫」で全治1週間と診断された。
開幕2連勝、防御率0.56と安定感抜群だった昨季新人王の有原航平投手は「腰椎捻挫」で7日から2軍調整。この日の楽天戦で先発した大谷翔平投手も6日の西武戦(西武プリンスドーム)の走塁中に両足首をひねっている。楽天戦は先発完投したものの、右手人さし指と中指にはマメが出来た状態だという。