イチロー、今季2度目の打席は遊ゴロ 途中出場も2016年初安打はお預け
3000安打へ残り65本のまま、守備ではフライに飛び込むも捕球できず
マーリンズのイチロー外野手は11日(日本時間12日)、敵地でのメッツ戦に途中出場し、1打数無安打だった。チームの今季5試合目で2度目の打席に立ったが、遊ゴロに倒れて初安打はならず。マーリンズは10-3で勝利した。
イチローは10-3とリードした8回からライトで登場。すると、メッツの先頭ウォーカーの打球がいきなりセカンド後方にフラフラと上がる。マーリンズの二塁ゴードン、中堅オズナ、そしてイチローが打球を追い、最後はイチローが飛び込んだが、わずかに届かずヒットとなった。
その後、1アウトとなってからキャンベルの打球が再びライトに飛ぶが、これは少しジャンプしながら捕球。さらに、続くダーノーの打球もライトに。これをしっかりと掴み3アウト。いきなり3度も守備機会があった。
そして、直後の9回には1死走者なしで今季2度目の打席へ。1球目は見逃しのストライク。その後、2球ファウルからの4球目、70マイル(約112キロ)のカーブにバットを合わせたが、遊ゴロに倒れた。
メジャー通算2935安打で、3000本安打の偉業まで65本としているイチロー。開幕からまだ2打席しか立てていないが、今季初安打はお預けとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count