ソフトバンク和田が日本復帰初白星 6回123球で1失点の力投、5年ぶり1勝
レギュラーシーズンは1643日ぶり勝利、ソフトバンクは3連勝で借金返済
ソフトバンクの和田毅投手が12日、敵地での西武戦で日本球界復帰初白星を飾った。6回123球を要しながら、6安打1失点6奪三振2四球の力投。打線は柳田の2号ソロなどで援護し、4-1で勝利した。米球界から5年ぶりに復帰した和田のレギュラーシーズンでの勝利は2011年10月13日の日本ハム戦以来。実に1643日ぶりの1勝となった。
初回に1点の援護をもらった和田はその裏、2死から四球とヒットで一、三塁とされるもメヒアを一邪飛に仕留めて無失点。2回に今宮の犠飛で追加点が入ると、その裏は3者凡退に仕留めた。
3回は秋山の二塁打や味方の失策、四球で2死満塁とされる。ここで再びメヒアを迎えるも、中飛に打ち取り無失点。4回は3者凡退に抑えた。
5回、ソフトバンクは柳田が岸からレフトへ2号ソロを叩き込み、リードを3点に広げる。その裏、和田は2死からヒットを打たれるも、浅村を空振り三振で無失点。6回は先頭の中村にレフトへのホームランを浴び、その後、2死一、二塁とピンチを招いたが、外崎を空振り三振に切って取り、2点のリードを守って降板した。
ソフトバンクは7回にも1点を加えると、救援陣がリードを守り、3連勝で6勝6敗2分と借金を返済。和田は今季3戦目で待望の復帰初勝利をつかんだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count