田中将大、3回まで71球も…5回2失点に監督は「彼を助けたのはスプリット」
チームメートは「マサがベストではない時に、なんとか勝てたことが大きい」
MLB公式サイトでは、この日の田中のカギとなった場面として、2点を許した直後の3回1死一、二塁で、ロスチャイルド投手コーチがマウンドに行ったシーンを挙げている。打席に6番コラベロを迎える直前にマウンドへ向かった同コーチがアドバイスを送ると、この直後、田中はわずか1球でコラベロをショートゴロで併殺とし、さらなる失点を防いだ。
「ニューヨーク・デイリー・ニュース」電子版によると、田中は「ストライク先行で攻めることができたが、思うようなやり方でアウトを取れなかった。何とか踏ん張れるとは思っていた。あの回は、最少の2失点で食い止められてラッキーだったと思う」と3回を振り返ったという。
今季2度目の登板は1点ビハインドの5回終了時に降板も、打線と救援陣の奮起により、チームは3-2で逆転勝利。記事では、2安打に加えて守備でも活躍した三塁手のヘドリーが「マサがベストではない時に、なんとか勝てたことが大きい」と勝利を喜んだことにも言及している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count