ホークス福田、パ打撃十傑入り 「エース級からのヒットは自信」
藤本コーチの助言から復調、「ヒットを重ねて盗塁を」
ホークスの切り込み隊長として1番に定着している福田秀平。開幕戦で2打席連続安打を放つも、その後14打数ノーヒットが続き、3月30日のライオンズ戦にはスタメン落ちを経験した。4月7日のマリーンズ戦から再び1番打者としてスタメンに復帰すると、猛打賞を記録した同13日のライオンズ戦まで5試合連続安打を記録。打率.310で、パ・リーグ打撃部門10位(4月13日現在)に食い込んでいる。
復調のきっかけは、5日にヤフオクドームで行われた2軍戦だ。午前中は2軍戦、夜は1軍戦が開催される、いわゆる親子ゲーム。調整のために2軍戦に出場した福田は、藤本博史2軍打撃コーチから「間が取れていない」との指摘を受けた。
「クイックが速いピッチャーが多くて、それに合わせて体が前に突っ込むようになっていたんです。コーチ陣が話し合ってくださって、アーリーでロングティーを取り入れたり、室内でスローボールを打ったりすることで左足にしっかりと体重を残せるようになりました」
規定打席に到達しているという意識もなく、打撃十傑入りも「全然チェックしていなかった」という。