蘇る最強チームの伝説 2001年マリナーズで「イチローは全てを可能にした」

守護神・佐々木にも言及、「フォークは打者にとって打ち崩せないものであった」

 さらに、記事ではフレディー・ガルシア、ジェイミー・モイヤーら先発ローテーションも安定していた投手陣にも言及。「カズヒロ・ササキを思い出そう」と、メジャーを席巻した「大魔神」の存在にも触れている。

「彼は非常に、非常に素晴らしかった」として、45セーブをマークしたことや、オールスターに選出されたことなどを紹介。「スプリッター(フォーク)は打者にとって打ち崩せないものであった」と、決め球の威力を称えてる。イチローとは「刑事ドラマでのコンビの様に仲が良い存在であった」として、試合後に見せた「お辞儀」を「最高のパフォーマンスだった」と表現している。

 マリナーズが、本拠地セーフコ・フィールドで行われた同年のオールスターに実に8人を送り込み、ガルシアが勝利投手、佐々木がセーブを記録したことにも言及。まさに伝説のチームだったと言えるだろう。

 未だに色褪せない、15年前の史上最強チームの記憶。その中心には、2人の日本人プレーヤーがいた。そして、イチローは今もユニホームを着て、メジャー通算3000安打の金字塔に迫っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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