ホークス戦中止 工藤監督「申し訳ないが理解を」、長谷川「安全性を第一に」
選手会長の長谷川「ホークスの野球届けたい」
16日のソフトバンク-楽天戦(ヤフオクドーム)が九州地方で起きた地震の影響で中止になったことを受け、ホークスの工藤監督や選手会長の長谷川勇也がコメントした。
工藤監督は「ヤフオクドームの中は安全だが、『帰りに何か起こってからでは(遅い)』と、球団がしっかり考えて決断したことなので、選手も理解をしてくれた。ファンの中には今日しか来られない人もいただろうし、そういう人には申し訳ないが、(九州の)現状を見てもらえば理解していただけると思う。球団とも選手会とも話をしているので何らかの形で支援できるようにしたい。ボクたちは野球をやるしかないので、野球で少しでも力になれたらと思う」と話した。
また選手会長の長谷川は「こういう時こそ野球の力で元気を届けたかったので中止となったことは残念だが、球場に来られるファンの安全性を第一に考えての中止なので理解はしている。明日、通常通りに試合がやれる場合は試合前に募金活動を行って、たくさんのファンに募金を呼びかけたい。明日以降、熊本のみなさんにホークスの野球をしっかり届けていきたい」と語った。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura