日ハム中田、次女誕生を祝う4打点 17日も4番の仕事で「翔平に勝たせたい」
出産に立ち会い「寝ずに」球場入りも、4番の仕事で今季最多4打点
日本ハムの中田翔内野手が16日、今季最多4打点で次女の誕生を自ら祝った。
「打点」にこだわる4番らしい打撃だった。3点リードの2回2死一、二塁では、大嶺の真ん中直球をコンパクトなスイングで中前適時打。8回2死満塁では香月の高め直球を捉え、右中間3点二塁打とした。
「(2回は)コンパクトなスイングを心がけたので、しっかり反応できた。しっかり冷静に捉えられたと思います。点差はいくらあってもいい。少しでも投手に楽に投げられるように、と思って打席に立ちました」
特別な思いがあった。この日未明に第2子となる次女が誕生。前夜の試合後に札幌市内の病院へ向かい、出産に立ち会っていたという。
「今日は付き添っていたので、寝ずに球場に来ました。1人目と一緒で、すごくうれしかった。その言葉しかないです。母子ともに健康で無事で…。絶対にヒーローになってやろうと思っていた。いつも頑張っているんですけど、今日に限ってはいつもと違う気持ちがありました」