初勝利のドラ2加藤を絶賛も…日ハム栗山監督、次回登板は「中継ぎに戻す」!?
6回無失点での初勝利に「素晴らしかった。ナイスピッチング」
日本ハムのドラフト2位・加藤貴之投手(新日鉄住金かずさマジック)が、17日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発し、プロ初勝利を挙げた。
6回69球とテンポの良い投球で4安打無失点。有原の離脱でチャンスをつかんだ2度目の先発登板で、結果を残した。
中継ぎとして開幕1軍入りした新人左腕。試合後、栗山英樹監督はこの日の投球の評価、今後の起用プランを明かした。
――加藤の投球を振り返って。
「素晴らしかったです。ナイスピッチングです。どちらかと言えば、物凄く球が速いタイプではない。イメージすればするほど、球が甘く入ったりする。そこをどう乗り越えるかだったけど、よく勇気を持って、腕を振って勝負してくれた。初回に点を取って緩んだが、良かったと思います」
――無四球の投球だった。
「カウントが悪くなった時に何とかする。これは社会人野球で苦しい野球をやってきたからこそ。期待した投球をしてくれた」
――味方の守備、援護点に守られた。
「みんなで守ってくれたし、打線の状態がいい。今日の試合も先に点を取られれば、嫌な雰囲気があった。その中で加藤はよく頑張ってくれたと思います。相手の状態がいいので、先にやるしかない。この2試合は先に点を取ることが出来たのも良かった」