マルチ&盗塁のイチロー、マ軍監督称賛「よく振れてる」 8人目偉業も目前
500盗塁王手&9回に貴重な同点打、「再び存在感を見せつけた」
マーリンズのイチロー外野手が17日(日本時間18日)の本拠地ブレーブス戦で貴重な同点打を含む2打数2安打1四球1打点1得点1盗塁と活躍した。マーリンズは延長10回に勝ち越されて5-6と競り負けた。メジャー3000安打に残り61本、500盗塁に1盗塁と迫った42歳について、球団公式サイトが「イチローは歴史への探求を推し進める」との見出しでレポートしている。
イチローは0-5とリードを広げられた6回の守備から途中出場。センターの守備に就いた。その裏に無死一塁から相手先発チャシーンの速球をセンターに弾き返し、チャンスを広げると、ゴードンの打席ですかさず二盗。今季初盗塁でメジャー通算499盗塁とした。
マーリンズはこの回3点を奪うと、7回にも1点を加点。1点差と迫った9回に再びイチローが魅せる。2死二塁の場面で打席に立つと、レフト前に適時打をマーク。マーリンズは土壇場で追いついた。
球団公式サイトは試合後、途中出場から流れを変えたベテラン外野手の活躍を特集でレポート。「イチローが打席に向かう度に、偉業を成し遂げるチャンスに近づいている。日曜日、42歳は9回2アウトからの同点打で再び存在感を見せつけた」と伝え、マッティングリー監督も「彼はよく振れている」と打撃の状態を評価している。