米「ドリームチーム」実現にMLBが本腰!? 最強左腕に17年WBCへの招集打診か

スター選手招集へ、ルール改正で肉体的な消耗を軽減も?

 これまでの3大会で、米国代表はベースボールの母国としての威信を示すことができていない。記事では「アメリカは過去3大会で失敗している。準決勝で一度敗退し、2度は準決勝に進出できなかった。理由の多くはスターたちが参加に前向きでないことだ。2013年で敗退した試合で、チームUSAはライアン・ボーグルソン投手が先発した」と報じている。

 現在、パイレーツに所属するボーグルソンは阪神とオリックスでもプレーした経験を持つ右腕。昨季までジャイアンツで5年間プレーし、2度のワールドシリーズ優勝に貢献した実績の持ち主だが、メジャーを代表する投手というわけではない。

 記事によると、MLB側は球団にスター選手の供出を促すために、ルール改正に動いている。チームが1次リーグ終了時点で2選手を加え、準決勝に入る前に更に2選手を加えるという規制に変更することで、スターの拘束期間を短縮し、肉体的な消耗も軽減する狙いだという。

 WBCにフル参戦した場合、スプリングトレーニングを3週間離脱しなければならないが、新ルールならカーショーは準決勝と決勝にアメリカが進んだ場合に1試合登板するだけでいい。そうなれば、ドジャースのアリゾナキャンプを2、3日離脱することで話は済むと記事では分析している。

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