前田健太が37億円右腕の穴を埋める? 地元メディア「グリンキーって誰?」

前田は「ドジャースが獲得を望んでいた先発2番手タイプ」

 ESPNは「グリンキーって誰だっけ? ドジャースのケンタ・マエダは“先は長し”もここまで順調」との見出しで特集を組み、「恐らく、キャリアの現時点でケンタ・マエダとザック・グリンキーを比較する者は誰もいないだろうが、ドジャースのルーキー右腕は今のところしっかりと役を演じられている」とレポート。「グリンキーが去った後にドジャースが獲得を望んでいた先発2番手タイプの様相を帯び始めている」と伝えている。

 記事によると、この日女房役を務めたグランダルも「彼は自分のカーブを信じて投げ続けた。変化球の全てがとても良いコントロールだった。彼はいつでも望んだ時にそれを投げてストライクが取れるし、振らせることもできる」と高評価を下している。

 ただ、前田自身が記事の中で「まだ3回先発しただけですし、先は長い」とコメントしているように、メジャーでの戦いはまだ始まったばかり。グリンキーも新天地で3試合に登板し、0勝2敗、防御率6.75と出だしでつまずいたが、今後巻き返すことだろう。

 前田は1年を通して“37億円右腕”の穴を埋める活躍を見せることができるか。上々のスタートを切った日本人投手に大きな注目が集まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY