3戦で防御率0.47、好投続ける前田健太に敵打者も脱帽「ボール操っていた」
2勝目&本拠地初白星、評価高まる前田
ドジャースの前田健太投手が17日(日本時間18日)の本拠地ジャイアンツ戦に先発し、7回4安打1失点と好投を見せ、2勝目を挙げた。3回にパニックにライトポール際へソロ弾を被弾したものの、以降は無失点に封じた。開幕3試合で19イニングを投げてわずか1失点。ここまで防御率0.47という衝撃的な成績を残している日本人右腕は敵打者にも高く評価されている。
前田はメジャーデビュー3試合目にしてついに初失点を喫した。相手は昨年までの6年で3度世界一に輝いている宿敵ジャイアンツ。0-0の3回2死の場面でパニックに高めに浮いたスライダーをライトスタンドに運ばれた。
それでも7回1失点に抑え込んだ前田の防御率は0.47。17日時点で2戦2勝のフィリーズのビンセント・ベラスケス投手の防御率0.00に続く、ナ・リーグ2位の成績だ。ここまではドジャースのエース左腕クレイトン・カーショーの1.64も上回る圧倒的なピッチングを続けている。
MLB公式サイトによると、本塁打を放ったパニックも前田の防御率に驚きを示したという。記事の中で「防御率はまだすごく低いね」とコメント。ジャイアンツの主砲バスター・ポージー捕手も「序盤のイニングを切り抜けた後は、集中力を研ぎ澄ましボールを操っていた」と脱帽している。