イチロー途中出場、記録訂正で内野安打に 3000安打まで「60」、マ軍は大敗
イチロー「三失」→「安打」に訂正、マーリンズは1イニング4発被弾で完敗
マーリンズのイチロー外野手が19日(日本時間20日)の本拠地ナショナルズ戦で途中出場し、三塁内野安打を放った。これで今季5本目のヒットでメジャー通算2940本とし、3000安打まで残り60本となった。マーリンズは0-7と敗れた。
先発はマーリンズ・コンリー、ナショナルズ・ストラスバーグ。両投手が好投を見せる中、試合が動いたのは7回だった。コンリーは1死走者なしからワース、ラモスと2者連続の被弾。さらに救援も悪い流れを止められず、3番手のナーバソンがハーパーにグランドスラムを浴びると、ジマーマンにも被弾。この回計4本の本塁打で7失点を喫した。
大差をつけられたマーリンズは8回の守備からゴードン、イエリッチ、スタントンを交代させ、イチローは「4番・ライト」で途中出場。9回一塁の場面で打席に立つと、三塁方向に打球を放ち、快足を飛ばして一、二塁とチャンスを広げた。一時は三塁のエラーと記録されたが、その後にヒットと訂正。通算2940本となった。マーリンズは後続が倒れ、完封負けとなった。
イチローは今季ここまで8試合の出場で11打数5安打、打率.455。限られた出番の中で勝負強い打撃を見せている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count