3勝目の日ハム吉川が滲ませる“自覚” 「後ろの投手が楽に投げられるように」
西武・岸に投げ勝ちリベンジ、「ストライク先行が1番」
日本ハムの吉川光夫投手が19日、西武のエース・岸孝之投手に投げ勝ち、今季3勝目を挙げた。
2回、栗山の三塁内野安打、坂田の右前安打で2死一、二塁のピンチを迎えたが、炭谷を右飛。3~6回まで4イニング連続で3者凡退。7回2死から一、二塁としたものの、坂田を143キロ直球で遊ゴロに仕留めた。
岸との今季2度目の投げ合いだった。前回5日(西武プリンスドーム)は4回途中8失点と炎上。岸には9回完封負けを許した。リベンジ勝利となった左腕は岸との投げ合いへの思いや、先発投手を引っ張っていく決意などを明かした。
――投球を振り返って。
「ストライク先行でいけたのが1番良かったです。変化球を投げることで真っすぐで差し込める。いろんなボールをバランスよく投げられたので、大野さんにうまくリードしていただいたと思います」
――5日の西武戦では4回に浅村に満塁弾を許すなど7安打8失点。3回2/3で9安打8失点と炎上した。
「やられたり、抑えたりになる。やられた後にしっかり抑えられるように、と思っていた。しっかり抑えることが出来て良かったです。ピンチの場面でボールから入ったり、ストライクをそろえないようにしました。ファーストストライクをどんどん打ってくるチームなので、初球の入り方を気をつけました」