6戦連続無失点、田澤の起用法が鍵に 地元紙は上原へ頼りすぎの現状に警笛

指揮官も上原に頼りすぎていることを認める?

 18日(同19日)のブルージェイズ戦では、上原が1安打3四死球4失点と苦しみ、1イニングもたずに降板。その前まで7試合連続無失点と好投を続けていたベテラン右腕だが、開幕12試合でこれが実に8試合目の登板と負担がかかっていたことは明らかだった。

 らしくない登板に、地元紙「ボストン・グローブ」は「コウジ・ウエハラは仕事量に苦しんでいる?」と題した特集記事を掲載。41歳に頼りすぎている現状を指摘した。さらに、同紙でレッドソックス番を務めるピート・エイブラハム記者は、ジョン・ファレル監督の発言について自身のツイッターで「ファレルは、コウジ・ウエハラに頼りすぎていたことを認め、2、3日の休みを与えたいと考えている」と伝えていた。

 上原は衰えを見せていないとはいえ、登板過多となればパフォーマンスが落ちてきても不思議ではない。強固なブルペンを維持し続けるためには、確かな実績を誇る田澤の起用法が鍵となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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